なんとなく書きだめてきたいくつかの文章。いや、作文。駄作揃いだけど、ここに滑ってきちゃった人たちに読ませちゃえ。いっひっひ…。
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5月27/28日、実は31日
1998年5月末から、二ヶ月ヨーロッパを旅行しました。当時のわたしは、わたしとしては珍しく正社員として三年近く勤めた会社を辞め、一度住んだ事のあるカナダで友人宅へ居候をしながら旅行の準備をしました。何故ヨーロッパか?というと行ったことがなかったからです。途中で合流する予定の友人には、最初はニューヨーク経由でヨーロッパに行こうと思っていたので、「NYでね」なんて言っていたのに、予算が足りずカルガリーからロンドン直行のチャーター便で行くことになり、すでにガイドブックを買っていた可哀相な友人は、結局イタリアに来る事になったのでした。散財させちゃったねぇ。

こっちのブログを、この旅行中に書いていた日記らしきもので、しばらくお茶を濁そうと読み返してみて驚きました。わたしって、とことん記録が下手です。「なんだこりゃ」って感じです。例えば、ロンドンで大英博物館に行きましたが、途中で道に迷った事は書いてあるけれども、「○○を見て感動した」とか「先人の創造力に畏敬の念を覚えた」とか全然ないんです。ほんとうに「なんだこりゃ」です。言葉使いも変だし。すいません。
しかも、初っ端から思い出し書きしてます。小学生時代の夏休みを思い出します。

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5月31日(日)
 毎日書くつもりだったけど、眠さに勝てなかったので思い出し書きをします。
<5月27日(水)カナダ、28日(木)イギリス>
居候先のYちゃん(2〜3日前にぎっくり腰になる)と愛犬のShelbyの淋しそうな目に見送られ、雨のバンフからカルガリーへ…
チャーター便のAir Transatのカウンターでチケットとユーレイル・パスを受け取る予定だったのに、パスはもらえず「ロンドンのGatwick空港のインフォメーションでレイル・パスに付いて聞いて、そこで受け取りなさい」と言われ、素直に信じたわたしが馬鹿だった。余った(?) コインでYちゃんに電話するより、チケットを買った旅行会社にすれば、よかったかな。
フライトは、飛行機は小さかったもののサービスはまずまず。金を取られるという噂のイヤ・ホンもタダだったし、夕食にはワインも付いていた(飲まんかったけどね)。映画もAS GOOD AS IT GET(邦題「恋愛小説家」)だったしね。
そういえばカルガリーで搭乗前にイミグレとかパスポートコントロールとか通らなかったので不安になって空港の人に聞いた時、対応してくれたインド系の女の人は、なんつーか。あれならわたしでもできますがな、という感じだったなー。でもスタンプ押さないで出ちゃっていいの?再入国が心配だわな。ロンドンの入管も気が抜けるほど楽で、噂とは全く違って、逆に気が抜けてしまった。
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<ハナちゃんのこだわり>
 猫というものはそういうものなんだ、ということらしい。何か柔らかいもの(食べ物ではなく)を前足でフミフミする習性がある。それは母親から授乳される時に子猫がする仕草らしくて、お乳をもんでオッパイをたくさん出させるためらしい(かわいー)。

ハナちゃんの場合は「いつ」「なにを」がハッキリしていた。「いつ」→わたしがセーターやトレーナーを脱いだ時。「なにを」→その脱いだものを、である。それは例えば、ハナちゃんがくつろいでいる隅から一番遠いところに置いても、「おや」といった風に立ち上がり、「それ」を目指してゆっくり歩いて行きフミフミ始める。その時喉はゴロゴロ鳴りっぱなし。そしてひとしきり踏んだあと、そこに落ち着くわけでもなく、元いた所に戻る。
たまにわたしがゴロンと横になっている所に来てフミフミすることもあった。わたしゃ、脱ぎ捨てられた服かい!そして、爪が痛い。でも、半ばうっとりした顔で踏んでいるのを見ると、むやみに動くわけにはいかなかった。
<ハナちゃんのご近所付き合い>
自分の家に猫がいると、自然と他の猫にも目が行く。わたしたちが住んでいたアパートと隣りの家の境目には少しの植え込みと溝があって、そこを通るのは猫だけだった。

よく通る野良に美人でハスキーでセクシーな三毛猫がいて、チクワやハナちゃんの煮干をあげたりしていたら、毎日のように顔を見せるようになり、ある日旦那を連れてきた。びっくりするほど不細工な男だった。
小太りで鼻が悪くて、下の犬歯(猫歯?)が他の猫と比べて長く、いつも口を開けていた。ちょっとかわいそうだったので、その旦那にもごはんをあげた。

美人妻を見かけない日が続いたある日、彼女は二匹の子猫を連れてきた。どうやら出産のために実家に帰っていたらしい。一匹は母親似でなかなかの美形だったが、もう一匹は父親似だった。そして家族ぐるみのお付き合いが始まった。

しかし数日後、なんと不細工な旦那は堂々と愛人を連れていつもの窓の下に現れたのである。そしてその愛人は、これまた美形でスレンダーな黒猫だった。猫の世界って難しい。

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ハナちゃんシリーズ
えーっと、ハナちゃんネタがもちょっと続きます。お付き合いください。

自分で掘った墓穴の中にまいた種を刈り取ろうとして穴に落ちそうになっているので、今年中に新作は難しいです。
<目覚まし猫ハナちゃん>
ハナちゃんの踏みの親である男が出て行ってからも、わが家の布団には枕が二つ並んでいた。言うまでもなくハナちゃんのための場所。
でも猫は気まぐれ。掛け布団をめくって「いらっしゃい」と誘っても「やだー、もう子供じゃないもん」と断られるし、布団はダブルで広いのに、わたしのお腹の上に「んーんっと」と、落ち着いたりする。

布団に入って眠るときでも、ハナちゃんのための枕は用意されているのに、わたしが頭を乗せている枕にその小さな頭を乗せ、「ふんーっ」と鼻で息をついて目を閉じる。そして、寝ている間にどんどんわたしの方に寄ってくるので、わたしは段々と不自然な体勢になり、逆エビになりながらも必死で布団から落ちまいとするから、とっても疲れて朝を迎える。

わたしはたいへん目覚めが悪く、その頃は目覚し時計二つと、有料のモーニングコール(独身の若い女性が起こしてくれる)を利用していた。その3点セットは約10分おきに作動した。そして…。

わたしのその朝のパターンを観察していたハナちゃんは、二つめの目覚ましを止めてもまだ布団の中で「うんうん」うなっているわたしの顔をザラザラの舌でなめるようになった。必ず二つめの目覚ましの後で起こしてくれた。もちろん彼女はわたしが起きればごはんがもらえることを当て込んでの事ではあったけど、モーニングコールに出てもまた布団に引き返す事が多かったわたしは、それはそれは助かった。しかし…

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