段々シンの出番が増えてきたか?と思い始めた今日この頃。
鈴村さんが
ラジ種でシン大活躍と言っていただけのことはありました。
でもやっぱり主役はアスランに見えて仕方がありません(苦笑)。
ともあれ、シンの成長が見えてきたように思える今回、シンを中心として見ていきたいと思います。
・ルナにとってのシン
主人公であるにも関わらず、その心情がほとんど描写されなかったため(というかほとんど出番がなかった……)、今ひとつ感情移入しにくかったシンですが、今回周りの人々がシンをどう思っているかということが描かれ、大分分かってきたような気がします。
シンって扱いにくいでしょう?私たち、アカデミーからずっと一緒ですけど、いっつもあんな調子で。あの子、教官や上官とぶつかってばっかり。ルナにとってのシンは弟のような存在なのだと思います。
「あの子」という言い方からは特に、それが伝わってくるように思います。
また、今回アスランに対して突っかかるシンを見るルナは、決して冷たい態度ではなかったように思います。
ため息をついて「またか」という感じではありましたが、それが冷たい感じではなかったんですよね。
上のセリフの上官とはぶつかるというのも、逆にとれば同じ位置に立つルナやレイたちとはぶつからないということに繋がってくるのではないでしょうか?
・シンにとってのアスラン
上述、ルナのセリフから、シンが昔から、自分の上に立つものに突っかかていたということが分かりました。
今まで、シンがアスランに突然突っかかるようになった理由がどうにもよく分からなかったのですが、今回やっと分かったような気がします。
シンは、アスランがシンの上官になったということが気に食わなかったんですよね。
アスランだから、ではなく、上官という存在が気に食わないのだと思います。
こうなってくると、彼が上官にあんな態度をとるには、彼なりの理由があるようにも思えてきて、大分シンに感情移入できそうな気がしてきました。
前回アスランがした話は、多少ですが、シンに伝わっていたように思えました。
アスランへの突っかかり方が多少弱くなっているように、見えなくは、ない、ような……。
とはいえ、まだまだ子どもっぽい態度は健在です(苦笑)。
上官の前で脚を組んで偉そうに座り、暴言を吐きまくり(関係ないですが鈴村さんの演技はすごい上手いのではないかと)。
本当によくあれで赤服を着られたものだと、ザフトの人材不足には唖然とするばかりですね(苦笑)。
挙句コニールにこんなやつには任せられないという態度までとられる始末。
まあアスランのフォローのおかげでなんとかなった訳ですが。
それにしても任務中の愚痴はすごいですね(汗)。
今までルナは任務中、愚痴を言いすぎだと思っていましたが、そんなものは完全に吹き飛ばしてくれました(苦笑)。
なーにがお前にならできると思っただ、あのやろー!自分でやりたくなかっただけじゃないのかぁ!?やってやるさ、ちくしょ〜〜!上官を「あのやろう」呼ばわりですか……。
あんな大声で叫んじゃって、インパルスの通信ってどうなっているのでしょうか?(汗)
「畜生」の伸びにはイザークもびっくりです。
アスランに褒められて照れながら、素直に喜ばず愚痴をこぼすあたりもなんとも子どもっぽい。
いえ、そんなことないですよ。あ、でもあれ酷いですよー。もう、マジ死ぬかと思いました。一応褒められても叱られても反対のことを言うあたり、かなり天邪鬼です(笑)。
言葉では文句をいいつつも、すごくいい笑顔をしているのは、シンがアスランに褒められてうれしかったからではないかと。
ということは、やっぱりアスラン自体が嫌いというわけではないと思うんです。
ところで、シンは今までめったに笑いませんでしたが、笑うと本当にいい顔をしますね。
アスランに褒められたときの子どもっぽい照れた物言いといい、今回シンの好感度がかなり上がったかもしれません。
・アスランにとってのシン
アスランがシンをどう思っているかはこのセリフに全てが集約されているかと。
下手くそなんだろ、色々と。悪いやつじゃない。このセリフで、シンの不器用さが浮き上がってきましたね。
シンは見ていて不器用だなぁというのは伝わってくるのですが、別の人物からのセリフとして口に出されると、それがよりはっきりします。
アスランもシンを弟のように思っているのかもしれません。
シンを見て微笑している場面が多いですし、おそらく自分のように不器用なだけだと、昔の自分に重ねているのでしょう(
不器用なあまり婚約者にまで見捨てられましたしね)。
アスランはシンと違い、天邪鬼ではないので(負けず嫌いですが)、その共通点がアスランの「下手くそなんだろ、色々と」という言葉を聞くまで、今ひとつ見えてこなかったために不自然さを感じたのですが。
ことあるごとにアスランがシンを見て微笑する場面が入る理由も分かり、かなりすっきりしました。
アスランは意外なくらい、シンのことを理解しているのかもしれません。
その上「悪いやつじゃない」のおまけつき(笑)。
アスランがシンを悪く思っていないことは、かなりはっきりしました。
・シンとアスラン
今回最も鮮やかに描かれていたのは後半のシンとアスランの対比だと思います。
子供っぽく地球軍が撤退したことに喜ぶシンと、その実態を見て憂うアスラン。
ルナマリアの
なのにちゃんとのせて、言うこときかせて!というセリフを否定してはいましたが、やっぱりアスランは上手くシンを乗せているのだと思います。
そしてそのために、自分の考えを貫けていないようにも見えるんですよね。
もちろん、笑っているシンを見て笑っていることからも分かるように、
だが、お前はやりきっただろう。できたじゃないか。それも俺は言ったぞ。等のセリフも、おだてたのではなく、本当にそう思っているのでしょう。
だけど、地球軍の兵が、撃たれ、殺されていく様子を哀しそうに見ているのに、シンの前ではそれを見せないんですよね。
作戦、大成功でしたね!というシンに、間をあけつつ、
ああ、大成功だったな。よくやった、シン。君の力だ。と答えている。
まああの状況でシンに地球軍が殺されているという実態を突きつけるというのは得策ではありませんし、アスランの行動は当然かな、とも思うのですが。
シンはシンで、アスランのセリフの前の間の意味を推し量るべきなのですが、まだその段階にはないのでしょうね。
自分が助けた人たちに囲まれて嬉しそうに笑っているシンと、それを見て哀しそうに笑っているアスラン、それに『Life Goes On』のピアノバージョンが重なって、頭の中に「何のため、誰のために君は戦い続けるのだろう、今」という歌詞が浮かんできて、泣きそうになりました。
・インパルスの意味
余計な時間をとる等々、合体することの意味について色々と難癖のつくインパルスですが(というか私がつけているだけ?)、今回、それを生かした作戦が取られることになりました。
モビルスーツでは無理でもインパルスなら抜けられる。ということですね。
インパルスもモビルスーツだと思うんですが、そこまで突っ込んではだめですか?(笑)
これで一応インパルスがああいう形態をとるという必要条件は満たされたように思います。
そして、後一歩、何か合体することの意味がつけられて、十分条件が満たされるのかな、とも。
個人的にはどなたかが言ってらした、足りないパーツが足されてインパルスが次の段階に進化するという考えを推したいです。
・予防線
俺もあんまり上手いほうじゃないけどね。人付き合いとか。私、予防線張られた?さあ。アスランはそんなに器用じゃないと思うので、地で言ったのではないかと思ったのですがどうでしょう?
アスランの不器用さとか、人付き合いの下手さは前作からのファンが最もよく知っていると思います(苦笑)。
それにしても、レイって戦闘のたびにルナマリアの心配をしているような気がするんですが、アスルナ→レイルナのフラグが立っていたりするんでしょうか?
まさかとは思うのですが……。
・アーサー
アスランの説明を聞きながらこくこくうなづいていたり、
あー、なるほど、アスランか、やっ、それは考えてなかったなぁ。と言ってみたり。
アーサー、ちょっとは自分で考えませんか?とそろそろ突っ込みたくなってきました。
その上
アーサーは?何をしているの?とまで言われてしまう始末。
どのあたりが理に走っているのかが全く分からない、そんなあなたは種運命最大の癒しキャラだと思います(笑)。
・地球軍と抵抗勢力の対比
実は今回一番すごいと思ったのはこの描写でした。
前回の感想でも書きましたが、今回の舞台は位置的にイラクです。
その上一瞬でしたが、上半身裸の捕虜を捕まえている地球軍兵の描写は、明らかにアメリカ兵を意識したものでしょう。
後ろ手で押さえた地球軍兵を銃で打ち抜く描写は、一部のテロ勢力を意識したものでしょう。
破られたり燃やされる旗は、ニュースでもよく見かけましたよね。
また、ちょっとずれますが、抵抗勢力の石を投げる描写はパレスチナのインティファーダを意識したものではないでしょうか?
正直もう少し描写を増やして丁寧に描いて欲しいなぁとも思いましたが、あれだけはっきりと現在イラクで起こっていることをモデルにしたということが分かる描写をしたのは、すごかったなと思います。
それから、これでもかというくらい、シンに
人が殺されたのだということを強調していたのはかなりよかったのではないかと。
・おまけ
アスラン、ミスコニールって、その言い方はどうなんですか?(苦笑)
普通にコニールさんでよかったと思うのですが……。
変な人だ変な人だと今までずっと思っていたのですが、この人やっぱり変な人です。
そんなアスランが好(略)
今回は戦闘と会話のバランスが結構よく、余計な時間つぶしのシーン(発進シーン)が帳消しになるくらい楽しめました。
……
ステラが出ていないことを除けば。
次回予告を見ると、本当に
ミーアザク、登場のようです(滝汗)。
ハイネもオレンジのグフナイもといグフイグナイテッドに乗って登場と、結構盛りだくさんになりそうですね。
気になったのは走っていくミーアと口を押さえたアスラン。
ミーアにキスでもされるのではないかと見ましたが、あなた一体どこの乙女ですか?
次回が本気で楽しみです♪(コラ)
・今週の一言
だから、頼んだぞ!(コニール)セリフそれ自体はそれほど印象的ではないのですが、搾り出すような口調と共に言われると重みがあります。
このセリフは、シンが戦う理由にも関わってくる部分だと思うんですよね。
ただやっぱり、今回は印象的なセリフとなると、前回がどれもこれも印象的で、吐き出し尽くしてしまった感じ。
次回、毎回印象的なセリフを残してくれる議長に大いに期待したいですね。
追記ルナ(真綾さん)ファンを名乗る以上、あのCMに触れないわけにはいかないのですが……
お願いですからどうか何も無かったことにさせてください(懇願)。
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- 2005/02/20(日) 01:00:49|
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY本編感想|
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